EUブルーカード(Blaue Karte EU)は、大学などを卒業した専門職の人が、一定以上の年収でドイツで働くための滞在許可です。現地採用で働く日本人がよく使う滞在許可の一つです。

2026年の年収の条件

Make it in Germanyによると、2026年のEUブルーカードの年収(額面)の条件は次のとおりです(Make it in Germany)。

この表は横にスクロールできます。表にフォーカスした後、左右の矢印キーでも内容を確認できます。

対象年収(額面)の条件
原則5万700ユーロ以上
人手が足りない職業(エンジニア、IT、医師、看護師など)と、卒業から3年以内の人4万5,934.20ユーロ以上

年収の条件は毎年変わります。年収が原則の条件を超える場合は、連邦雇用エージェンシーの同意が不要です(連邦経済エネルギー省)。

2026年のEUブルーカードの年収の条件は原則5万700ユーロ以上、人手が足りない職業と卒業から3年以内の人は4万5,934.20ユーロ以上で、条件は毎年変わることを示した図
図解:J-Connect。Make it in Germanyの資料に基づく(2026年10月29日参照)。

主な条件

  • 学歴:ドイツの大学と同等と認められる大学の卒業(IT分野などでは、職業経験で代えられる場合がある)
  • 仕事の内容:学歴に合った専門職の仕事であること
  • 年収:上の表の条件を満たすこと
  • 雇用契約:ドイツの会社との雇用契約、または仕事の内定

日本の大学の学位がドイツで認められているかは、ドイツの外国の学位のデータベース(anabin)などで確認できます。分からないときは、勤め先や外国人局に相談しましょう。

(法律の根拠:滞在法 第18g条)

EUブルーカードの主な条件は、ドイツの大学と同等と認められる学歴、学歴に合った専門職の仕事、2026年は原則5万700ユーロ以上の年収、ドイツの会社との雇用契約の4つであることを示した図
図解:J-Connect。Make it in Germanyと滞在法の資料に基づく(2026年10月29日参照)。

申請の流れ

  1. ドイツの会社から雇用契約(または内定)を受け取る
  2. 日本から来る場合:日本国籍の人はビザなしで入国でき、ドイツで住民登録をした後、外国人局に申請するのが一般的です。仕事を始める前に働けるかどうかは、外国人局に確認してください
  3. 外国人局で申請する(パスポート、写真、雇用契約、学位の証明、健康保険の証明、住民登録の証明など)
  4. ブルーカードのカードを受け取る

家族の呼び寄せ

ブルーカードを持つ人の配偶者は、入国前にドイツ語の証明を出す必要がありません(連邦移民難民庁)。家族の呼び寄せの流れや、配偶者が働けるかどうかは「家族をドイツに呼び寄せるとき」で説明しています。

転職するとき

ブルーカードを持って働き始めてから最初の12か月の間に勤め先を変える場合は、外国人局への届け出が必要になることがあります。転職の前に、新しい仕事がブルーカードの条件を満たすかどうかとあわせて、外国人局に確認しましょう。退職のルールは「ドイツで仕事を辞めるときの解約の期間」で紹介しています。

永住への道

ブルーカードを持って働き、年金の保険料を払い続けると、比較的早く永住の許可(Niederlassungserlaubnis)を申請できます。ドイツ語の力によって必要な期間が変わります。くわしい条件は、外国人局や連邦移民難民庁の案内で確認してください。滞在許可の更新は「ドイツの滞在許可の更新」でまとめています。

参考情報(2026年10月29日参照)

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本記事は一般情報です。行政・税務・医療・保険などの条件は自治体、滞在資格、雇用状況、家族構成、申請時期により異なる場合があります。必ず公式窓口や専門家の最新情報を確認してください。