ドイツに住んでいる日本人も、衆議院・参議院の選挙(国政選挙)に投票できます。この「在外選挙」で投票するには、先に在外選挙人名簿に登録しておく必要があります。登録には数か月かかることがあるので、選挙が決まってからでは間に合わないこともあります。

登録の申請は2つの方法

総務省と外務省の案内によると、在外選挙人名簿への登録の申請には、次の2つの方法があります(総務省、外務省)。

この表は横にスクロールできます。表にフォーカスした後、左右の矢印キーでも内容を確認できます。

方法いつ・どこで条件
出国時申請日本を出る前に、住んでいた市区町村の窓口で(転出届を出すとき)その市区町村の選挙人名簿に登録されていること
在外公館申請ドイツに来た後に、住む地域を担当する大使館・総領事館で在留届を出していること。実際の登録は、その地域に3か月以上住んでから

在外公館で申請する場合、3か月たっていなくても申請はできますが、名簿に登録されるのは、その地域に3か月以上住んだ後です(総務省)。在外公館は、在留届で住所を確認するので、在留届を出していることが前提です(外務省)。

在外選挙人名簿の登録は、日本を出る前に市区町村で申請する出国時申請と、ドイツに来てから在外公館で申請する在外公館申請の2つがあり、登録されると在外選挙人証が届き、それを使って投票することを示した図
図解:J-Connect。総務省と外務省の資料に基づく(2026年10月29日参照)。

在外選挙人証

登録が終わると、在外選挙人証が交付されます。投票のときに必要な大切な証明書なので、なくさないように保管しておきましょう。住所が変わったときは、変更の手続きが必要です。

投票の方法は3つ

この表は横にスクロールできます。表にフォーカスした後、左右の矢印キーでも内容を確認できます。

投票の方法内容
在外公館投票大使館・総領事館などの投票の会場で投票する。期間と場所は選挙ごとに案内される
郵便投票投票用紙を日本の選挙管理委員会に請求し、郵便で送り返す。郵便に時間がかかるので早めに準備する
日本国内での投票一時帰国中に、日本で投票する(在外選挙人証が必要)

(出典:総務省)

在外選挙の投票方法は、在外公館の会場で投票する在外公館投票、投票用紙を請求して郵便で送り返す郵便投票、一時帰国中に日本で投票する日本国内での投票の3つで、どれも在外選挙人証が必要であることを示した図
図解:J-Connect。総務省の資料に基づく(2026年10月29日参照)。

在外公館での投票は、日にちと場所が限られています。選挙が決まったら、住む地域を担当する在外公館のお知らせを確認してください(在デュッセルドルフ日本国総領事館)。

準備しておくこと

  1. 在留届を出す:まだの人は、外務省のオンライン在留届(ORRネット)から出せます。
  2. 在外選挙人名簿の登録を申請する:選挙が決まる前に済ませておきます。
  3. 在外選挙人証を保管する:投票のときに必要です。
  4. 帰国するとき:日本に住所を移すと、日本の市区町村の選挙人名簿に登録されます。帰国の手続きは「ドイツから本帰国するときの手続き」でまとめています。

参考情報(2026年10月29日参照)

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本記事は一般情報です。行政・税務・医療・保険などの条件は自治体、滞在資格、雇用状況、家族構成、申請時期により異なる場合があります。必ず公式窓口や専門家の最新情報を確認してください。